【009】ヴィースバーデンへ。
私が知っているのは、夜のヴィースバーデンだけ
フランクフルトからも近いヴィースバーデン(Wiesbaden)。
訪れたのはクリスマスの時期でした。
しかも、その日の観光の最後の最後。
到着したころには、もう真っ暗です。

だから私はヴィースバーデンの街を見たことがあるようで、実はほとんど見ていません。
見たのは、
クリスマスマーケットです。
真っ暗だから、光っているものしか見えない
冬のドイツは日が暮れるのが早い。
街に到着したころには、建物も街並みも暗闇の中。
昼間だったら、
「この建物、素敵」
「この通りを歩いてみよう」
となるのでしょうが、何しろ見えません。
その代わり、暗闇の中でクリスマスマーケットの灯りだけが浮かび上がっています。
屋台の明かり。
クリスマスの飾り。
イルミネーション。
人のにぎわい。
私にとってのヴィースバーデンは、この景色です。
クリスマスマーケットを見るには最高の時間
考えてみれば、街を見るには遅すぎましたが、クリスマスマーケットを見るにはいい時間だったのかもしれません。
昼間のクリスマスマーケットも楽しいけれど、やっぱり暗くなってからのほうがきれい。
灯りが全部、主役になります。
ただし問題は、
ヴィースバーデンそのものが、よく分からない。
クリスマスマーケットに行ったことはある。
ヴィースバーデンにも行った。
でも、
「ヴィースバーデンって、どんな街だった?」
と聞かれると困ります。
暗かった。
そして、
クリスマスマーケットがきれいだった。
私が言えるのは、それくらいです。
いつか昼間にもう一度
何度もドイツを旅していると、「行ったことのある街」はどんどん増えていきます。
でも、同じ「行った」でもいろいろです。
一日かけて歩いた街。
何泊もした街。
その後、乗り換えで一瞬立ち寄ったヴィースバーデン。


「ヴィースバーデンへようこそ」と日本語が!!!!
私が知っているヴィースバーデンは、
今のところ、クリスマスの夜の顔だけです。


