【002】 リューデスハイムへ。ライン川とぶどう畑の小さな街
それでは、ここから私の大好きな「小さなドイツ」を巡る旅を始めましょう。
出発はフランクフルト。
列車に乗って、最初に向かうのはリューデスハイムです。
フランクフルトから列車で1時間半ほど。
大都市フランクフルトを離れて、ライン川沿いを走り、リューデスハイム駅で降ります。
さあ、ここから歩きましょう。
ライン川とぶどう畑の間を歩く
駅を降りると、片側にはライン川。
そして、もう片側にはぶどう畑。
その間を、街の中心へ向かって歩いていきます。
大都市のフランクフルトから、たったこれだけ電車に乗っただけなのに、景色がまるで違います。
「ああ、ドイツの小さな街に来たな」
と思う瞬間です。
そして、リューデスハイムといえばワイン。
街を歩いていても、あちこちにぶどうが登場します。
つぐみ横丁へ

街の中心にあるのが、有名なつぐみ横丁。
細い通りの両側に、ホテルやレストラン、お土産屋さんなどが並んでいます。
リューデスハイムはワインの街なので、レストランを見ていると、ぶどうをモチーフにした飾りや絵がたくさん。
建物を眺めながら歩くだけでも楽しい通りです。
こういうところが、私は好きなんですよね。
大きな観光名所を一つ見て終わりではなく、
お店を覗いたり、
建物を見たり、
気になった横道に入ったり。
小さな街だからこそ、のんびり歩けます。
名物「リューデスハイマー・カフェ」

つぐみ横丁の先にあるカフェに入りました。
ここでぜひ見てほしいのが、リューデスハイム名物のリューデスハイマー・カフェ。
ただのコーヒーではありません。
まず、砂糖を入れたカップに地元のブランデーを注ぎます。
そして店員さんが、おもむろに……
マッチを擦ります。
え?
何するの?
と思っていると、その炎がカップの中へ。
燃えます。
コーヒーカップから炎が立ち上がるんです。
なかなかの迫力です。
燃えているブランデーにコーヒーを注いで消火。
そこにたっぷりの生クリームをのせて、チョコレートを散らして完成です。
見た目はとても美味しそう。
リューデスハイムへ来たら、ぜひ一度……
と言いたいところなのですが。
私は飲みませんでした(笑)。
フランベしているとはいえ、アルコール度数の高いコーヒーです。
私は、
安定の美味しさ、アイスココア。
友人が飲んでいるリューデスハイマー・カフェを眺めながら、アイスココアをいただきました(笑)。
これもまた旅の楽しみです。
ロープウェイで山の上へ

休憩したら、今度は上へ行きましょう。
リューデスハイムにはロープウェイがあります。
街から山へ向かって上っていくと、眼下にはぶどう畑。
そして、どんどんライン川が見えてきます。
山の上から眺める景色は、本当に素晴らしい。
広いライン川。
ぶどう畑。
小さな街。
そして太陽の光を受けて、
ライン川の水面がキラキラと輝いています。
これは写真でもきれいですが、やっぱり実際にその場所で見る景色にはかないません。
しばらく眺めていたくなります。
今夜はつぐみ横丁のホテルに泊まります
今回泊まったホテルは、つぐみ横丁のすぐ裏。
ホテルのレストランは、つぐみ横丁に面していました。レセプションに入るのにぐるっと回ります。
ドイツの小さな街を旅していると、
1階がレストランで、その上がホテル
というような宿をよく見かけます。
これがとても便利。
観光を終えてホテルへ戻って、
「夕飯、どこにしよう?」
と悩む必要がありません。
そのままホテルのレストランへ。
この日の夕食は、
シュニッツェル。
ドイツで何を食べようか迷ったら、私はこれ一択です。
日本でいえばカツレツのような料理。
シンプルですが、
これが一番間違いない(笑)。
ドイツへ行ったら何度食べてもいい。
私にとっては、そんな料理です。

朝のリューデスハイムを歩く
翌朝。
観光客で賑わう昼間とは違う街を、のんびり散歩します。
泊まったからこそ楽しめる時間です。
私は小さな街に泊まったときの、こういう朝が好きです。
まだ人が少ない通り。
開店前のお店。
静かなライン川。
昨日歩いた場所なのに、朝になると少し違って見えます。
ここからライン川の旅も始まる
リューデスハイムは街歩きだけではありません。
ここはライン川クルーズの出発地点としても知られています。
船に乗ってライン川を進めば、川沿いには古城が次々と現れます。
山の上に見えるお城。
ぶどう畑。
小さな町。
そしてライン川。
これぞ、
「ドイツに来た!」
と思わせてくれる景色です。

だから日本からのツアーでも、リューデスハイムを訪れることが多いのでしょう。
初めてドイツを旅する人にも、ドイツらしさを感じやすい街だと思います。
次はライン川に沿って、もう少し北へ。
コブレンツで列車を乗り換えて、モーゼル川沿いへ入ります。
次の目的地は、
コッヘム。
小さな街の上には、お城が待っています。
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