【012】ブラウンフェルスへ。初めてのバス乗車
ドイツ旅行で電車に乗るのは、それほど難しくありません。
切符さえ買ってしまえば、あとはホームへ行って電車に乗るだけ。
ところが、バスはそうじゃない。
今回向かうのは、ヴェッツラーからブラウンフェルス(Braunfels)。
ここも「ドイツ木組みの家街道」に入っている町です。
そして、ここへ行くにはバスに乗らなければなりません。
最初はICEで大都市を結んでいた
初めてドイツを旅した頃を思い出します。
最初の頃はICEに乗って、大都市から大都市へ。
フランクフルト、ニュルンベルク、ドレスデン……。
ICEなら乗り方も分かりやすいし、大きな駅なら案内表示もたくさんあります。
それが何度もドイツへ行くうちに、普通列車にも乗るようになりました。
だんだん小さな町へ行くようになり、
「次の列車、1時間後なの?」
なんていう場所も巡るようになりました。
そして今度は、ついにバスです。
バスに乗れたら、行ける場所がもっと増える
電車なら、切符を買って乗ればいい。
でもバスは、乗るときに運転手さんに行き先を言わなければなりません。
そして、その場で運賃を払います。
たったそれだけ。
日本なら何でもないことなのに、外国ではちょっと緊張します。
ちゃんと行き先が通じるだろうか。
運賃はいくらだろう。
どこで降りればいいんだろう。
でも、ここまで来たら乗るしかありません。
「ブラウンフェルス」
無事に通じました。
運賃を払って、バスに乗ります。
やった!
ちょっとだけ、自分の成長を感じる
バスが走り出して、なんだかうれしくなりました。
最初はICEで大都市を結んでいた私が、普通列車で小さな町へ行けるようになり、
そして今は、ドイツの路線バスに乗っている。
旅行に慣れている人なら、
「バスに乗っただけでしょ」
と思うかもしれません。
でも英語すらできない私にとっては、これが結構大きい。
バスに乗れれば、鉄道駅のない町にも行ける。
つまり、ドイツ旅行で行ける場所が一気に増えたということです。
こういう瞬間に、
「私、ちょっと成長したな」
と思います。
無事にバスに乗り、揺られること約40分。
ブラウンフェルスに到着しました。
バスを降りたらスーパーが目の前!
ブラウンフェルスのバス停は、なんとスーパーマーケットの前。
これはうれしい!
スーパーを探さなくていい。結構重要なことだと思います。
飲み物を手に入れたい場合、日本ならコンビニ、さらに自動販売機はたくさんあります。
でもそういうのは日本だけ。水分の調達ができることはけっこう大事。
まだドイツは水道水は飲むことができるので安心ですが、水道水が飲めない国の場合はかなり注意が必要です。
ホテルへ向かう前に、必要なものを購入しておきます。
買い物を済ませて外へ出ると、遠くにお城が見えます。
あそこを目指せばいいんだな。
お城に向かって歩き出します。
お城を目印にホテルへ
歩くこと15分くらいでホテルに到着。
ブラウンフェルスは小さな町なので、ホテルの数もそれほど多くありません。
もちろん私が選んだのは、お城に近いホテル。っていうかほぼその周辺にしかない。


ホテルに荷物を置いたら、
いざ、散歩へ!
小さくても、さすが木組みの家街道
ブラウンフェルスは本当に小さな町です。
でも、さすが木組みの家街道。
木組みの家が美しい。
大きな観光都市のように、次から次へと名所が出てくるわけではありません。
でも、町そのものがかわいい。
そして、その向こうにはお城。
これがまた、いい感じなのです。
お城、どこまで行けるのかな?
お城のほうへ歩いてみます。お城の城壁の中をどんどんすすみます。



「どこまで行けるのかな?」
と思いながら奥へ奥へ。
すると、お城の奥にカフェがありました。

入ってみると、
誰もいません。
大丈夫かな……と思いながらも、飲み物をいただくことにしました。
注文したのは、
コーラです。
ドイツまで来て、お城のカフェでコーラ。
いいんです。
だって暑かったんだもん。
店内には甲冑が飾られていました。
さすがお城のカフェ。
……と思ったものの、それ以外は意外と普通の感じです。可愛さもありません。
甲冑を眺めながらコーラを飲んで、しばし休憩。
一服したら、また散歩
コーラで元気を取り戻したら、また町を歩きます。
木組みの家を見たり、お城を眺めたり。

そして、こんな小さなものにも目が止まります。
家の郵便ポストがかわいい。

有名な観光名所だけが、旅の思い出になるわけではありません。
家の壁や窓、看板、郵便ポスト。
歩いているからこそ見つけられるものがあります。
バスに乗るのにちょっと緊張して、ようやくたどり着いたブラウンフェルス。
木組みの家とお城、暑い日のコーラ、そしてかわいい郵便ポスト。
鉄道のない小さな町まで来られるようになったからこそ出会えた景色でした。
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