【013】リンブルクへ。可愛い大聖堂が見守る街
次に向かうのはリンブルク(Limburg an der Lahn)。
普通列車なら1時間15分くらい。
ICEとバスを使えば50分くらい。
遠すぎず近すぎず、ほどほどの距離にあってお手頃な大きさの街です。
ICEが停車するのは、旧市街から少し離れたリンブルク・ズート駅。
ここから市内へ向かうシャトルバスは無料だそうです。
では、リンブルク大聖堂を目指して歩いてみましょう。
すぐに木組みの家が出現
歩き始めると、さっそく木組みの家が出てきました。
そして広場へ。
ノイマルクト(Neumarkt)。

「Neu」だから、新しい広場ですね。
広場の両脇にはテーブルと椅子がずらり。
大勢の人が座れるテラス席があります。
ビールメーカーの旗も見えます。
ここで、ふと気づきました。
そっかあ、ディレンブルクはこれがなかったんだ。
ディレンブルクにも木組みの家はたくさんありました。
でも観光地というより、普通に人々が暮らしている町という印象が強かった。
リンブルクは違います。
木組みの家の前にテーブルと椅子が並び、そこで食べたり飲んだりできる。
それだけで町がぐっと賑やかに見えます。
もっと奥へ行ってみよう
どんどん旧市街の奥へ進みます。
すると、古そうな木組みの家のパン屋さんを発見。
こういう建物にパン屋さんが入っているだけで、おいしそうに見えてしまいます。
そして建物をよく見ると、梁に何やらいろいろ付いています。


化け物?
不思議なモチーフの彫刻が、梁のあちこちに施されています。
木組みの家を遠くから眺めるだけではなく、近づいて梁を見る。
町をいくつも巡っているうちに、そんな楽しみ方も覚えました。
階段を上ってリンブルク大聖堂へ
さらに進んで、階段を上ります。
その先に現れるのがリンブルク大聖堂。
高い場所に建つ大聖堂は、やはり存在感があります。

そしていいなと思ったのが、
大聖堂より高い建物がないこと。
町の中で一番大切な建物が、ちゃんと町の上に見える。
旧市街の景色の中で大聖堂が主役になっています。
帰りは階段ではなく坂道へ
大聖堂を見たら、今度は下ります。
せっかくなので来たときと同じ階段ではなく、坂道を選びます。
すると――
木組みの家が密集している場所に出ました。
これはいい。
しかも、その木組みの家の間にテラス席がびっしり。
所狭しとテーブルと椅子が並んでいます。
木組みの家を眺めながら、外で食べたり飲んだりする。
なんだか、
ビールが飲みたくなる雰囲気です。
こういう場所で飲んだら、おいしいんだろうなあ。
魚の人形が気になる
歩いていると、魚の人形が飾られたお店もありました。

レストランでしょうか。
魚が売りなのかな?
店先に魚がいるだけなのですが、
なんだか美味しそうなものを出してくれそう。
こういうお店を見つけながら歩くのも、旧市街散策の楽しみです。
木組みの家だけじゃなかったリンブルク
リンブルクにも、もちろん美しい木組みの家がたくさんありました。
でも印象に残ったのは、建物だけではありません。
広場に並ぶテーブルと椅子。
ビールメーカーの旗。
木組みの家に囲まれたテラス席。
パン屋さん。
魚の人形が飾られたレストラン。
そして町を見下ろす大聖堂。
木組みの家が「残っている町」ではなく、木組みの家の中で今も人が食べて、飲んで、楽しんでいる町。
そんな感じがしました。
とても素敵な町でした。
もっとゆっくりしていたいところですが、木組みの家を巡る旅はまだ続きます。
次はバート・カンベルクへ向かいます。


